漫画家を目指し北海道から上京して飲食店でアルバイトをしていた山本が、諦めて飲食店に就職しようか迷っていたとき、職場で知り合った知人をきっかけに創業を決意。
ビジネススクールに通い、WEBマーケティングと営業を学びながら営業活動を行うも、わずか半年で資金60万円が底をつきマイナスになる。
方向性を転換し、山本と取締役の篠田、他数人のフリーランスで制作チームを結成し、コンテンツ制作販売・受託制作を行うと安定して売り上げが立ち始める。
7月には創業13年の都内ITベンチャーの制作部署として活動し、社長直下で経営とITについて学ぶ。
フリーランスと企業の違いを実感し、フリーランスやクリエイターの働き方を変えるために、山本と篠田の2人で株式会社CLANEを設立。
法人化した当初はまだオフィスがなく、フリーランスの時と変わらず自宅とカフェが仕事場だった。
創業時から付き合いのあった会社とシェアするかたちで東京都中央区に最初のオフィスを契約。
また、この頃に当時マイナビで働きながら、フリーランスとしても活動していた取締役の釣見が事業に参画する。
釣見が正式に取締役に就任し、水道橋にオフィスを移転する。
その後、SNSを使って初めての求人募集を行い、2人のWEBデザイナーが正社員として入社する。この頃からWEB制作が中心になり、年間100件以上の制作を行うようになる。
2期目の終わりに際して、改めて創業の想いやこれまでを振り返り、「個性を最大化し、すべての人が自己実現できる社会を創る」という経営理念を掲げる。
また、この頃からWEB制作だけでなく、WEBマーケティングやWEB人材の教育事業をスタートする。
メンバーが増えて事業を拡大するために、千代田区市ヶ谷にある現在のオフィスに移転する。