2020年から2021年にかけて、多くのアフィリエイターが淘汰された事実から、googleが専門知識がないと思われるサイト運営者の記事は意味がないと評価しています。近年のSEOの傾向は「何を書くかより、誰が書くか」が重要になりました。
誰が書いたかを重視したサイトにするにはE-A-Tの向上を意識したサイト作りが重要です。E-A-Tを上げるには被リンク獲得や、SNSでのクチコミなどの方法がありますが、自分の努力でE-A-TがあげられるMEOがおすすめです。
MEOとはMap Engine Optimizationの略でマップエンジン最適化を意味します。ローカルキーワードで検索した際、googleマップとその場所に近い企業が表示されます。その掲載順位を上げる施策がMEO対策です。
今回は企業・コーポレートサイトのSEO対策にMEOは有効なのかを検証しました。コーポレートサイトのSEO対策にMEOが有効だとgoogleサーチコンソールの数値とともに紹介します。
企業・コーポレートサイトのSEO対策にMEOは有効かを弊社自ら検証したので紹介します。
MEOで設定するとgoogleからの評価は次のようになります。この会社はこの地域で評価されているから、信頼して、コーポレートサイトの順位を上げてもいいかと考え、他の記事も掲載順位が上がります。
このような仮説を立てられたのには理由があります。弊社自らが数値を追って検証したからです。ぜひ自社コーポレートサイトのSEO対策の一環にMEOを入れてみてください。
自社はまず顧客や取引先に呼びかけてクチコミを増やしていきMEOで掲載順位を上げる運用を行いました。評価とクチコミが多ければ、その地域の人に信頼されているとgoogleが評価しMEOでの掲載順位が上がります。
自社 コーポレートサイト は15件の口コミと平均 5つ星の評価を受けています。千代田区に制作会社でMEO運用に取り組んでたの自社ののみなため、すぐに掲載順位のトップを取れました。MEO対策をしない企業も多く、取引先や顧客に口コミなどを促せば掲載順位を上げるのは難しくありません。
MEO運用を行って、googleから地域に信頼された会社という評価を得て、掲載順位を上げましょう。
MEOでの掲載順位が上がれば、ローカルキーワードでの掲載順位が上がります。このように言える根拠は以下の通りです。
キーワード:「ホームページ制作 千代田区」「千代田区 ホームページ制作」
MEOでの掲載順位が上がってから、ローカルキーワードでの掲載順位が上昇したのは7月あたりに上昇しています。つまり、この会社は地域に信頼された会社なので、ローカルキーワードでも掲載順位を上げようとgoogleが判断したと考えられます。
MEOでの掲載順位が上がれば、googleから地域に信頼されている会社と評価され、ローカルキーワードでの掲載順が上がります。
ローカルキーワードでの掲載順位が上昇してから他の記事の掲載順位が上昇します。根拠としては以下の通りです。
キーワード:「CLANE」「キャンペーンサイト制作」
ローカルキーワードでの掲載順位が上昇したのが7月あたり、他のキーワードの掲載順位は9/10月あたりに上昇しています。一桁の掲載順位になるのに2-3ヶ月の遅れがあります。
特に「CLANE」というキーワードでは、google側がわかりやすくサイト運営者への評価を変えたのがみてとれます。
自社のクライアント様でもこのような事例が上がっており、MEOで評価→ローカルキーワードSEO上昇→ドメインパワーアップという傾向は、業種や競合の状況もありますが一定の確率で、影響を及ぼしているのでは?という仮説が立ちます。
ここでは自社コーポレートサイトの掲載順位を上げるためのMEO対策のやり方を紹介します。
それぞれ解説します。
自社コーポレートサイトのSEO対策でMEOを行うためにgoogleマイビジネスへ登録しましょう。googleマイビジネスへ登録したら、自社のプロフィールや店舗写真などの自社情報を充実させます。
また事業のカテゴリーメインカテゴリーと追加カテゴリーが設定でき、自社にぴったりのカテゴリーを選択可能です。具体的には
などのカテゴリーがあります。
MEOで掲載順位を上げるためにgoogleマイビジネスに登録して、自社情報や写真などのプロフィールを充実させて、MEO運用を行いましょう。
NAP情報とは
の頭文字です。自社のコーポレートサイトやSNSでのNAP情報の表記ずれがおきないようにしましょう。このNAP情報はgoogleが自社を認識するために重要になるため、NAP情報は統一します。
良い例
悪い例
それぞれのサイトでNAP情報がずれていると、googleは別の会社と判断します。NAP情報を統一して、MEOの掲載順位に影響する会社知名度の正しい評価をしてもらいます。
自社のNAP情報が掲載されているサイトやSNSの表記を統一して、googleから正しい認知度の評価をしてもらいましょう。
MEO運用で重要なクチコミを集めましょう。googleがその地域で会社が評価されていると判断し
掲載順位を上げます。
クチコミを集める方法としては地道ですが、自社の顧客に対してクチコミ投稿を呼びかけたり、接客態度など日頃からユーザーの満足度を高める努力をして獲得します。またクチコミが投稿されたら、必ず返信したり、もし悪いクチコミがあれば、誠実に対応すれば、それを見たユーザーからの好感度も上がります。
自社のクチコミを顧客などに促して、地域で知名度のある企業だとgoogleに評価してもらい、掲載順位を上げましょう。
googleマイビジネスに登録し、プロフィールなどを充実させたら、定期的に更新しましょう。定期的に更新すれば会社情報は最新で信頼できると判断します。
例えば自社の営業時間が変われば、すぐに情報を修正したり、定期的に掲載する写真を変更しましょう。最新の情報を掲載している会社は信頼されます。逆に5年以上更新されていなければどうでしょう。まだ営業しているのかなどの情報の信頼性に欠けます。
googleマイビジネスのプロフィールや写真を定期的に更新し最新の情報を公開すれば、掲載されている情報がgoogleは掲載されている情報に信頼性があると判断し、掲載順位に影響します。
いかがでしたでしょうか。今回はコーポレートサイトのSEO対策にMEOが有効かどうかの検証をしました。データとともに紹介しているので、正確性の高い内容だったかと思います。
他の企業が取り組まない分、コーポレートサイトのSEO対策にMEOを行ってみてください。
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