同業がコーポレートサイトのSEOから集客できていて、自社もマネしたい…
今回は上記のような悩みを持つ方に向けて、コーポレートサイト集客の要であるSEO対策の方法を紹介します。
コーポレートサイトを検索結果で上位表示させ、自社への集客につなげたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で検索エンジン最適化を意味します。特定のキーワードで検索した際、検索結果に掲載される順位を上げるための施策を指します。
ここでは、コーポレートサイトのSEO対策のやり方を紹介します。またコーポレートサイトのSEO対策にMEOが有効だと弊社が検証したのであわせて紹介します。
それぞれ解説します。
MEOとは、「Map Engine Optimization」の略でマップエンジン最適化を意味します。ローカルキーワードで検索した際、Googleマップとその地域に近い会社や店舗が表示されます。その掲載順位を上げる施策がMEO対策です。
コーポレートサイトのSEO対策にMEOが有効だと弊社が検証して気づきました。弊社の例を用いてSEO対策にMEOが有効ということを紹介します。
弊社は、千代田区に拠点を置くデザイン制作会社です。MEO対策の一連の流れを数値を追いながら検証した結果SEO対策に有効とわかりました。「千代田区 制作会社」で検索すると自社の掲載順位が一位に上がるように取引先や顧客に評価と口コミを促すような取り組みを行いました。そしてgoogleは千代田区で弊社が評価されていると判断し、地域に関係なく弊社を信頼してコーポレートサイトや他のコンテンツの掲載順位も上がりました。
コーポレートサイトのSEO対策にMEOが有効かを数値とともに検証した記事があるので、詳しく知りたい方は以下のページでご覧ください。
自社コーポレートサイトを上位表示させたいキーワードの選定を行いましょう。自社にあうキーワードを選定して、そのキーワードに特化したコンテンツを発信するサイトを制作すれば、専門的な知識のあるサイトになり、googleから評価されます。
例えば、自社がコーポレートサイト制作、ランディングページ制作、キャンペーンサイト制作の3事業をおこなっているとします。コーポレートサイト制作はコーポレートサイト、ランディングページ制作はランディングページが上位表示させたいキーワードです。一つの事業に絞ったキーワードで多くのコンテンツを制作すれば、そのキーワードに関する情報が集まる専門性のあるサイトにしていけます。
自社コーポレートサイトをどのキーワードで上位表示させるかを決め、そのキーワードを含むコンテンツを多く制作して、そのキーワードの関連情報を多く扱う専門性のあるサイトになり、googleからの評価が上がります。
なお、共起・想起語キーワードそのものを探すには、「ラッコキーワード」がおすすめ。キーワードのボリュームが知りたいときは、「Ubersuggest」を使うと良いです。
どちらも無料なので、気軽に試してみてください。
ビッグキーワードに紐づくロングテールキーワードのコンテンツを指します。ビッグキーワードに関連するキーワードのコンテンツを制作すれば、googleから専門性のあるサイトだと認識され、狙ったキーワードの検索結果の掲載順位を上げられます。
例えば「コーポレートサイト」というビッグキーワードで上位表示させるために、そのビッグキーワードに関連する「コーポレートサイト おしゃれ」「コーポレートサイト 役割」などのロングテールキーワードのコンテンツを制作します。するとこのサイトはコーポレートサイトについて書かれたコンテンツがが多く掲載されます。それらのコンテンツが蓄積されればコーポレートサイトについての深い知識のあるサイトと認識され
自社コーポレートサイトで上位表示させたいキーワードを設定したら、それに関連するロングテールキーワードの記事を制作し、専門性のあるサイトにしましょう。
自社コーポレートサイト内の回遊率を上げる内部リンクの設置を行いましょう。サイト内の回遊率を上げれば、googleからこのサイトはユーザーにとって有益なコンテンツを掲載しているから、サイト内の回遊率が高いと判断され、検索順位をあげます。
「コーポレートサイト WordPressテーマ おすすめ」と検索し、コンテンツを見たとします。そのコンテンツには様々なWordPressテーマが紹介されています。そこに各WordPressテーマの紹介文の下に「詳しい使い方はこちら」と内部リンクを設置すれば、そのWordPressテーマに興味を持ったユーザーが自然とその内部リンクから他ページに遷移する導線を設計できます。
自社コーポレートサイトのコンテンツを読んだユーザーが次に何を知りたいか、どんか行動を行いたいかを意識して、適切な箇所に内部リンクを設置すれば、自社サイトの回遊率を上げられます。
サービスページのリニューアルを行いましょう。SEO対策用のコンテンツを制作して、適切に内部リンクを設置すれば、集客ができたわけではありません。自社のサービスサイトに遷移し受注する必要があります。そのため、自社コーポレートサイトで上位を狙うキーワードのサービスサイトをリニューアルして、集客に繋げましょう。
例えば、ユーザーが自分の知りたいことを検索し、自社コンテンツに来たとします。そのコンテンツでユーザーは自身の知りたいことがわかり、さらに内部リンクから他のコンテンツを読み自社の興味を持ちます。そしてこの会社に依頼したいと思えば、サービスページに遷移します。そのサービスページがユーザーにとって魅力的でなければ、集客にはつながりません。
ユーザーの悩みや課題を自社ならば解決できると伝えるようなサービスページを制作して、SEO対策ようのコンテンツからきたユーザーを集客しましょう。
ここではコーポレートサイトでSEO対策する際のポイントを紹介します。何に意識して取り組めばいいかがわかった上で、自社コーポレートサイトのSEO対策をすればただ闇雲に行うよりも高い効果を見込めます。
コーポレートサイトのSEO対策する際のポイントは以下の通りです。
それぞれ解説します。
E-A-Tを意識したコンテンツ制作を行いましょう。E-A-Tはgoogleの検索品質評価ガイドラインに明記されているサイトを評価する指標の一つです。この指標を意識したコンテンツ制作を行えば、googleからの評価を上げられます。しかし現在ではほとんどのコーポレートサイトはE-A-Tを満たしています。
例えば整骨院のコーポレートサイト内でコラムを執筆すれば、整骨に関してのプロが発信する情報なため、権威性があるといえます。またサイトのSSL化は信頼性の担保につながります。しかしSSL化は今では標準で搭載しているサーバーも多く、意識する必要はありません。
SSL化などのもともと担保できるところ以外のE-A-Tを意識したコンテンツ制作を行えば、質の高いコンテンツを制作可能になります。
ここではコンテンツ制作において意識すべきE-A-Tを紹介します。E-A-Tとは具体的に
を指します。それぞれどこに意識したコンテンツ制作を行えばいいかを解説します。
googleの提唱する専門性とは
など情報に特化したコンテンツが揃っている状態です。
例えば「インフルエンサーマーケティング」というキーワードで検索した際に上位表示されるコーポレートサイトを例にします。「インフルエンサーマーケティング」と検索すると一位のサイトは株式会社ソーシャルワイヤーが運営するFind Modelのサイトでした。
Find Modelのサイト内には「インフルエンサーマーケティング」についての記事が933件掲載されています。このように特定領域のコンテンツを大量に掲載しているサイトは上位表示されやすいです。
自社コーポレートサイトに特定の情報に特化したコンテンツを多く掲載すれば、その分野に特化した専門性のあるサイトになり、googleからの評価が上がります。
権威性は、コンテンが客観的に価値あるものを評価するという意味です。具体的には自社ページが他社サイトや、SNSで紹介されている状態だと権威性が高いと言えます。
これらの状態は、自社サイトのコンテンツが他の人の役に立つ情報を提供しているサイトを意味します。例えばリンクを他の人に紹介する(これを被リンクと言います)理由は、他の人に広める価値があったり、コンテンツの補足に最適な情報だからです。
ユーザーに役立つコンテンツを制作し、被リンクやSNSを獲得すれば、googleから他の人から評価されるサイトという認識を受け、評価が上がります。
信頼性とは、
などが挙げられます。ユーザーとgoogleにから信頼されるコンテンツ制作やサイト運営を行いしょう。
例えばサイトの運営者が情報を掲載したページを制作します。サイトの運営者が明確な場合、どんな人物がこの情報を発信しているかがわかり、情報を信頼しやすくなります。また独自性のあるコンテンツを制作します。SEO対策ようのコンテンツは他のコンテンツと似通うため、自社ならではの独自性のあるコンテンツにしましょう。自社が計測している数値を入れたり、コンテンツの切り口を変えたりと独自性のあるコンテンツを制作します。
他のコンテンツにはない自社独自の内容や切り口のコンテンツ、運営者が明示されているページを制作すれば、ユーザーとgoogleからの信頼を得やすいです。
自社コーポレートサイトのSEO対策を行えば、そのサイトを定期的に分析し、次の施策を立案しましょう。SEO対策に正解はなく、どんなコンテンツが良くて、どんなコンテンツが悪いかを分析して、次のコンテンツ制作に活かして、SEO対策する必要があります。
自社コーポレートサイトの分析にはgoogleが無料で提供しているgoogleアナリティクスとgoogleサーチコンソールがおすすめです。自社コーポレートサイトのコンテンツが少ない場合は、コンテンツ分析をして次にどんなコンテンツを制作するかを決め、コンテンツが多い場合は、リライトに役立てましょう。
例えば自社コーポレートサイトのSEO対策をして、アクセス数の増えたコンテンツがあったとします。なぜアクセス数が伸びたかを分析し、良い点、悪い点の仮説を立てて、次に制作するコンテンツに取り入れたり、既存のコンテンツの修正に役立てられます。
自社コーポレートサイトのコンテンツをgoogleアナリティクスとgoogleサーチコンソールで、コンテンツの良かった点やユーザーはどんなコンテンツを求めているかなどの分析を行い、次コンテンツを制作すればユーザーにとって有益なコンテンツ制作が可能になります。
なお2つの分析ツールの違いは以下の通りです。
googleアナリティクスはサイトにアクセスしたユーザーの動きを解析するツールです。
自社コーポレートサイトに訪問したユーザーがどのような経路で流入したか、どこにアクセスしたか、ページの滞在時間はどれくらいかなどを分析できます。
例えばページの滞在時間が文字数に対して少なければ、ユーザーは目次を見たり冒頭を読んで、自分にとって必要ないと判断して離脱した可能性があります。そういった仮説を立て、コンテンツにユーザーの必要だと思う情報を加筆したり、修正したりして改善を行えます。
googleサーチコンソールはユーザーの検索キーワードを分析するツールです。
自社のコーポレートサイトにどんな検索キーワードで流入したか、掲載順位やクリック数、表示回数はどれくらいか、サイト自体に問題はないかを分析できます。
例えば自社サイトのコンテンツに流入したユーザーがどんな検索キーワードで流入したかを分析します。そこにあるキーワードの中から表示回数が多く掲載順位が20位程度のキーワードを探し、そのキーワードでの掲載順位を上げるように修正します。表示回数が多いため、コンテンツを修正してそのキーワードでの掲載順位が上がれば、多くのユーザーの目に入り、クリックされる確率も上がります。
コーポレートサイトのSEO対策でユーザーの悩みや課題を解決するコンテンツ制作だけでなく、見たくなるコンテンツ制作を心がけましょう。ユーザーの悩みや課題を解決できるコンテンツでも、読みたいと感じなければ、ユーザーはすぐに離脱します。
読者の読みたくなるようなコンテンツとは、適度に画像を入れた視覚的に負担のかかりにくいものです。例えばユーザーが知りたいことを検索し、クリックしたコンテンツがテキストのみだったらどうだろう。ユーザーはすぐに離脱し、他者のコンテンツに行くだろう。テキストに画像を一つのも入れなければ、ユーザーは負担に感じたり、入れすぎても、読みづらい印象を受けます。
自社コーポレートサイトにコンテンツは大見出しに1つ、小見出しは必要な場合に画像を入れて、ユーザーの読みたくなるコンテンツ制作を心がけて、ユーザーにとって有益な情報を届けましょう。
ここではコーポレートサイトのSEO対策をする際の注意点を紹介します。これらに注意しながら自社コーポレートサイトのSEO対策を行いましょう。
それぞれについて解説します。
自社コーポレートサイトのSEO対策をしても、googleが認識するまでに時間がかかるため、すぐには効果が出ません。早くても1ヶ月、効果が出るまでに6ヶ月かかる場合もあります。そのため自社コーポレートサイトの掲載順位を上げて、多くのユーザーの集客目的で利用するには長い目で見る必要があります。
コーポレートサイトのSEO対策は短期的ではなく、長期的に取り組んでこそ効果が出ます。自社コーポレートサイトのSEO対策は長い目で着実に行いましょう。
自社コーポレートサイトにコピーコンテンツを掲載してはいけません。コピーコンテンツを掲載すれば、googleからの評価が下がり、ペナルティを受ける可能性もあります。
例えば、自社コーポレートサイトのコンテンツ制作をしたいが、それに割くコストがないとします。そこで、自社の掲載したと内容のコンテンツを他社が掲載しており、それをそのままコピーして掲載します。簡単に質の高いコンテンツを自社コーポレートサイトに掲載できますが、コピーコンテンツは著作権違反です。googleからの評価が下がり、検索結果に表示されないなどのペナルティを受けます。
自社コーポレートサイトのコンテンツを自社で制作し掲載できるように、、自社サイトの運用体制を整えましょう。
ユーザーのニーズを満たせているか、時々チェックしてみましょう。具体的には、Googleアナリティクスで「滞在時間」や「直帰率」を追ってみるのが有効だと言えます。
ユーザーは、「自分にとって必要な情報か?」を瞬時に判断し、必要がない場合はすぐにブラウザバックをします。ニーズを満たせている記事の場合、数秒ではなく、数分単位で読まれることが多いです。
googleはユーザーに有益なコンテンツを検索上位に掲載するため、ユーザーがコンテンツを読んだ際に悩みや疑問を解決できる内容である必要があります。
逆に数秒~10数秒の場合程度になっている場合、ユーザー側が疑問が生まれたり、欲しい情報が掲載していない可能性があります。
一度リライトをしてみると良いでしょう。
直帰率も同様で、ユーザーからブラウザバックされずに別の記事も回遊されているのであれば、サイトそのものに価値を感じてくれているという指標になります。
定期的にユーザーの悩みや課題にマッチしているコンテンツ制作かを観測することで、ユーザーの満足するコンテンツになり、googleからの評価を上げられます。
いかがだったでしょうか。コーポレートサイトのSEO対策とMEO対策のやり方について紹介しました。自社コーポレートサイトを検索結果の上位に表示させるために何をすれば良いか、どんな意識でコンテンツを制作すればいいかわかったかと思います。
コーポレートサイトのSEO対策は一朝一夕では効果の出るものではなく、サイト分析を行い、改善する意識を持ったSEO対策が重要です。
今回の記事を参考に、自社コーポレートサイトのSEO、MEO対策を行ないサイトの掲載順位を上げて、自社コーポレートサイトで集客をしましょう。
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